オキシテトラサイクリン Cas番号：2058-46-0 分子式： C22H24N2O9・HCl
| 融点 | 180° |
| 密度 | 1.0200（概算） |
| 保管温度 | 不活性雰囲気、室温0～6℃ |
| 溶解度 | >100g/L |
| 光学活性 | 該当なし |
| 外観 | 黄色の粉末 |
| 純度 | ≥97% |
オキシテトラサイクリンは、放線菌ストレプトミセス リモススから単離されたテトラサイクリン類似体です。オキシテトラサイクリンは、マイコプラズマ・ニューモニエ、パスツレラ・ペスティス、大腸菌、ヘモフィルス・インフルエンザ菌、肺炎球菌などのグラム陽性およびグラム陰性微生物によって引き起こされる感染症の治療に適応のある抗生物質です。オキシテトラサイクリン耐性遺伝子 (otrA) の研究に使用されます。オキシテトラサイクリン塩酸塩は、P388D1 細胞におけるファゴソーム - リソソーム (PL) 融合およびマイコプラズマ ボビス分離株の抗生物質感受性を研究するために使用されます。
オキシテトラサイクリン塩酸塩は、塩酸溶液中で容易にプロトン化して塩を形成する塩基性ジメチルアミノ基を利用して、オキシテトラサイクリンから調製される塩です。塩酸塩は製薬用途に好ましい製剤です。すべてのテトラサイクリンと同様に、オキシテトラサイクリンは広範囲の抗菌および抗原虫活性を示し、30S および 50S リボソームのサブユニットに結合してタンパク質合成をブロックすることによって作用します。
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